カエルの為に鐘は鳴る を再プレイして思ったこと ~3年B組 宿題人生~

3DSのバーチャルコンソールで購入したら記事書きたくなっちゃいました。
ゲームボーイ
『カエルの為に鐘は鳴る』
1992年9月14日発売(任天堂)
改めてプレイしてみて、やっぱり面白かったです。
プレイしたことのない人の為に一応言っておきますと、ゲームは一本道です。
やり込み要素もありません。
ボリュームも多くはないし言うても初代ゲームボーイ、画質や音質がいいわけでもありません。
じゃあどこに魅力を感じたのか、それを紐解いていくブログを紹介しましょう。
はい、私のブログです( ゜_゜)
◆「カエルの為に鐘は鳴る」あらすじ◆
サブレ王国の王子とカスタード王国のリチャード王子はライバル同士。
サブレ王子は剣術の試合に臨むが、いつも通りリチャード王子に負ける。
そんな中2人はミルフィーユ王国が魔王デラーリンによって侵略され、ティラミス姫が捕らえられたという知らせを受ける。
それぞれ先を競うようにミルフィーユ王国へ向かうが、サブレ王子はリチャード王子より先に姫と国を救うことができるだろうか。(ウィキペディアより)
ここでちょっと、ある別のゲームのあらすじを見てみましょう。
世界は魔獣が闊歩する広大な地上世界「グラン=パルス」と、その上空に浮かび、超常的な存在「ファルシ」達によって支えられる巨大な球状の世界「コクーン」の2つに分かれており、2つの世界は互いに忌み嫌っていた。コクーンはグラン=パルスを「外界(パルス)」と呼び蔑み、グラン=パルスの人々もコクーンを「空に浮かぶ悪魔(リンゼ)の巣窟」と呼び、数百年前にコクーンと戦争を起こした。その黙示戦争以来、コクーンは外敵を寄せ付けず繁栄を保っていた。ある日、コクーン内部に隠されていたパルスの遺跡が発掘され、その中に眠っていたパルスのファルシによって、主人公ライトンニングの妹のセラがルシに変えられてしまう。ルシとは、ファルシによって使命を与えられた者のことであり、使命を果たせなければ「シ骸」という魔物にされ、使命を果たしたとしてもクリスタルになってしまう運命にある。パルスに極度の恐怖を抱く市民感情を鑑み、聖府は「パージ政策」によって・・・(以下略)
(ウィキペディアより)
後者はネットで話題にもなったファイナル〇ァンタジー13のあらすじですが・・・ス〇エニさん、1ミリも分かりませんでした!(多少改行に悪意を込めて)
それに比べてカエルの分かりやすいこと♪ゲーム性やスペックの違いがあるので単純比較するのもアレですけど、そういうことです

この四倍角表示を取り入れたのも斬新でした。
さて、このゲームをプレイした人は皆こう言います。
『永遠の佳作』だ、と。
佳作だ佳作だ、わーー!!って叫んじゃったら悪口ですけど(そうでもないか)永遠の佳作ということは一番ではないけれど世代を超えていつまでも愛され続ける良作だっていうことです。
え?分かってる?アナタが分かってるっていうことを僕はすでに分かってましたので引き分けですね。また勝負しましょう。
別のゲームの話になりますが、ゼルダの伝説では弓矢やフックショットなどの道具を駆使して道を切り開きます。
ワイルドアームズでは「グッズ」と呼ばれるこれまた道具で仕掛けを解いたり物語を有利に進めます。
このカエルでは(タイトル長いので省略)人間→カエル→ヘビ という三つの形態に変化して進んでいくことが肝となります。
カエルになった主人公は早めに人間に戻れるんですが、ライバルであるリチャードを人間に戻すため、また壊れた鐘を直すべく世界中を回ることになるのです。ライバル=心の友ということでござるわけですなぁークゥーー!
さて、ゲームボーイソフトの容量ってどのぐらいだか知ってますか?
風の噂によると『ゲームボーイ=1MB(メガバイト)』らしいです。当時の言い方だと8Mb(メガビット)らしいです。
実はファミコンと同じ容量です(!) ソフトによってはその限界も超えたようですが、基本この範囲に収まってます。
1MBというと、Vitaのスクリーンショット画像が大体200~500KBなので、2,3枚分ということになります。



ノーマルなデジカメとかの写真だと4MBくらいでしょうか(僕の場合)。なのでこれだと4分の1程しか入りません。

音楽だと、パソコンに取り込んだCDが大体6MBとかなので、1分も入らないくらいでしょうか。
ポッキーなら4本分、ねるねるねーるねなら粉1、とんがりコーンなら右手の小指以外にはめた場合程度の容量かと思います。(ニート調べ)
これ、どういうことかというと「容量小せぇ!!!」ってことです。
この小さな容量の中に笑いあり、涙ありのグッドグッド物語が詰め込まれているのがこのゲームなのでございます。
「童話(おとぎ話)のようなストーリー」という表現 がありますが、まさにこのゲームはそれです。
私が今までやったゲームでは
マール王国物語
ポポロクロイス物語
などがそれにあたると思います。
上記の2作品とカエルに共通する部分としては
◆主人公が全員王族
◆基本笑いで最後は感動
◆複雑なストーリではなく王道の勧善懲悪ストーリーである
という感じでしょうか。
王子や王妃を主人公にした場合、下々の平和な生活を見ながら それを脅かす悪者をやっつける冒険に旅立つ、というぶっちゃけ分かりやすい展開に持って行きやすいのかと思います。
さてカエルの話に戻りますが、物語は悪者デラーリンに乗っ取られたミルフィーユ城の攻略を中心に広がっていきます。

序盤で少し城内をウロつくと、すぐにラスボスの部屋の前まで行くことができます。
当然今は行けないんですが、スペード・ハート・ダイヤ・クラブの鍵を全部集めたときに対決が待っているわけです。
徐々に鍵を取らせて攻略範囲を広げれるのがワクワク、最初からボスとの対決の雰囲気を少し見せることでドキドキ感がUPするという心理的作戦ですねわかります。
そしてこの物語をさらに上質なものにしている要素、それは『音楽』でゴザイマス!
ちなみにメインで音楽を作ったのは戸高一生、通称「とたけけ」です。

どうぶつの森でお馴染みのあの犬ですね。犬が作曲してます。オゥワンダフル、とか言ってみたりしてうヘヘへ、笑えよベジータ。
上の曲は、フィールドで流れる「王子の冒険」という曲です。
イキナリの「ズビズバズビンッ!!」っていうアタック音ののち軽やかなメロディで始まるこの曲ですが、途中に学校のチャイムのような「キーンコーンカーンコーン」的な部分があります。
これはおそらメインテーマである鐘を鳴らす というイメージから取り入れたサウンドなのかなぁーと思います。しかしその部分が非常に上手くマッチして壮大な冒険に繋がるミュージックをかもし出してますよね。ね?ねってばコラ。
さらに、最終対決の勇気溢れる音楽からのエンディングは別に誰かが死んだわけでもないし、泣く要素はまったくないのになぜか涙が出ちゃいます。だって・・・ハウスダストだもんっ
やり込み要素は無くても、数年に一回はプレイしたくなる麻薬的ゲームです。危険ゲームです。いやむしろ危険ドラッグです。ドラッグストアです。すいませんコンドーム3箱ください。
DSや3DSにリメイクの噂もありましたが、2012年に3DSのバーチャルコンソールにて配信されましたので(400円)多分ここまでかと思います。
え?GBソフト欲しいけどバーチャルコンソールでもプレイしたいって?
そんなものはどちらでも
同 じ
ではありませんか ほっほっほ。
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